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 あとがき 



 「だから彼女は花束を抱える」……二年をかけて、完結しました。
 長かったものですが、こうして完結できて、よかったです。
 書き続けて、多くのことを学びました。次に生かしたいと思っております。
 感想をくださった方、web拍手ボタンを押してくださった方、読んでくださった方、ありがとうございます。

 では、以下、ちょっとやってみました「あとがき代わりに20の質問」。こんな長い話を終えることは少ないと思いますので、記念に。


1  この小説を書き終えた、今現在の心境を一言で簡潔に言い表してください。
 「終わった……」この一言。

2  この小説を書く上で、一番書きやすかったところはどこですか?
 そうですね……パトリーとオルテスの会話は、書き続けるうちに、だんだん書きやすくなりました。ノアとイライザの会話も同じです。

3  この小説を書く上で、一番苦労したところはどこですか?
 戦闘シーン。精進したいと思いました。

4  ボツにしたタイトル、仮タイトル、執筆中のコードネームなどありましたら教えてください。
 一話のタイトルにもなりました、「人生の墓場」がボツタイトルですね。なんだか暗いどろどろ結婚生活物語を想起するので。

5  タイトルの由来(意味)は何ですか?
 あんまり、こういうところで解説するのはアレなのですが、結婚のブーケから考えて決めました。

6  この小説を書き始めるきっかけはなんでしたか?
 サイトを立ち上げたのがきっかけでした。

7  この小説を書く上で、何か影響を受けたもの(他の作品や、他媒体の創作物など)はありますか?
 いろいろありましたね〜。立身出世した方の伝記を読んだことや、世界史で学んだことは、大きな影響でしょうか。たくさんあります。

8  これがあったから、この話がかけました!(これがなかったら、かけませんでした!)というものはありますか。
 感想をいただくと、やる気を上げるのに役立ちました。ありがとうございます。あと、ネット環境でしょうか。いろんな調べ物に役立ちました。

9  ボツにしたストーリー展開を教えてください。
 そうですねー……かなりあるんです。本当にパトリーが結婚しちゃう展開とか。

10  プロット(思惑)どおりに進みましたか?
 だいたいは。

11  これが書きたくてこの話を書きました、という部分はどういうものですか?
 恋愛部分といろんな国を書きたかったんです。今まで恋愛部分の割合が大きい小説はあまり書かなかったので。あと、いろんな制度のいろんな国を書いてみたかった。

12  一番こだわったところはどこですか?
 三角関係かな。誰かを悪い人にはしたくなかった。

13  一番好きなキャラクターと、一番嫌いなキャラクターを、理由つきで教えてください。
 うわ、難しい質問……。白状するか。
 好きなキャラは、シュテファン。人間的にダメな奴ほどかわいく見える。
 嫌いなキャラは……いないなあ。

14  実際にいたら嬉しいキャラクターと、実際にいたら厭なキャラクターを教えてください。
 嬉しいのは、パトリー。なんだかんだと、世話を焼いてくれそうだなあ。
 嫌なのは、シュテファン。実際いたら、キツすぎる……。アレクサンドラもか。

15  この人にはこの言葉を言わせたかった!という台詞をキャラ別にどうぞ(実際に言わせていなくてもOK)。
 全員はちょっと無理。
 アレクサンドラ「わたくしの、わたくしによる、わたくしのための政治」(似たようなことは言ったけど)
 イライザ「ひかえーい、ひかえおろーう! ここにおわすは、シュベルク国第三皇子、ランドリュー=ノア=シュベルク皇子であらせられるぞ!」(……どんな話の展開でも言わすつもりはなかったが。印籠を出すのもイライザがやるのか?)
 ……なんだか、変セリフばかりになったけど、こんな感じで。

16  この小説の登場人物たちを使って、別の話を書く予定はありますか?
 とりあえず、番外編をちょこっと書きます。別の話というか、子供世代の話なら、いつか書くかもしれない。

17  この小説の中でこの部分が一番会心の出来なのです! というシーン(か台詞)を抜粋してください。
 そういうの、自分で言うのは恥ずかしいので、秘密ということで。

18  この小説で取り上げたテーマやアイデアに、もう一度別の形で挑戦してみたいですか?
 多分ないと思います。やるとしたら、大分年数が経過して、考え方ががらっと変わったときくらいでしょう。

19  何か、これだけはしておきたい言い訳というのはありますか?(笑)
 ええーっと……特に、ない、かな? 忘れてるだけかもしれないけど(笑)

20  最後に一言どうぞ!
 この長い話をお読みいただき、ありがとうございました!




     雨宮えい           2007.3.3.




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